08 | 2017/09 | 10

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機動戦士ガンダムUC 第6巻熟読中 



機動戦士ガンダムUC (6)  重力の井戸の底で (角川コミックス・エース)機動戦士ガンダムUC (6)
重力の井戸の底で
(角川コミックス・エース)

(2008/10/25)
矢立 肇福井 晴敏

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「HERO(特別版)」も終わり、テレビを眺めているのにも
飽きたのでUCの6巻を読んでいます。

ようやく半分まで読破し、これから「シャンブロ」がダカールに
侵攻するというところまで行きました。
以下、ちょいとした雑感。

正直な感想としては、既存のガンダム作品を取り込みながらも、
よくここまで世界観を広げて書くことができるなと驚嘆しています。
さすがプロ!

今回の6巻でいえば、今のところ特に印象に残っているのが
「グローブの惨劇」のエピソード。
一年戦争後もなお世界に残る、ジオンに対する怨嗟の受け皿となった街の悲運。
住人たちの悲惨な運命と家族を守れなかったジンネマンの心中。
家族を持つ身には、もしそんなことが現実のものとして
我が身に降りかかったらと思うと、やはり世界中を
呪って、死ぬまで抵抗を続けようとするジオン兵たちの想いは
分からなくもないと感じます。

確かにコロニー落としによって総人口の半分を死に至らしめた
ジオンの行為は、行われた者たちにとっては許しがたい「悪」。
あんな大質量爆弾が空から降ってきて、一瞬のうちに存在をかき消された人々の
遺族にとっては、それがどういった戦略・戦術に基づく行為であれ、
許されるものではない。しかし、いくら鬱憤が溜まっていたからといっても、
「グローブの惨劇」はあまりにも苛烈すぎるし、人道的に許されるものではない。
なにより自国民を守るべき共和国政府が連邦の蛮行を黙認していたことに
憤慨してしまいます。
共和国政府をよしとせず、徹底抗戦を唱える将兵たちの気持ちも理解できますね。

こうした戦いで生じる他者への憎悪をどこで断ち切るべきなのか、
当事者になったならば絶対に許すことの出来ない行為に対する
贖いを誰にさせるべきなのか、頭の悪い私にはまとめることができません。
戦争って難しいですね。

でも、こうしてガンダムの世界観を拡大・補充しながら整合性を
持たせた上で話を構築していく作業は本当に大変だと思います。
「グローブの悲劇」にしても、整合性・妥当性があるからこそ盛り上がる。
とりあえず言えることは、

私がジオニストに
なってきたということです!


年を重ねる毎にジオン贔屓になってきております(汗)。
日本人は没落・衰退する者に対する共感や感情移入が他国と比べて
高いらしく(例として平家物語やフランダースの犬。フランダースは
日本と違い、欧米圏では「負け犬のお話」で片付いてしまうようです)、
そうした民族性が「滅びゆくジオン」に共感しているのでしょうね。

皆さんはジオン、お嫌い?
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